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2013年9月13日 (金)

JR八高線沿線トピックス(伍)

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■■■ 美里町で夏まつり ■■■

 2013年8月15日に美里町猪俣地区において、第9回美里夏まつりが行なわれました。夏まつりは例年と同じく、まず百八燈の行事から始まりました。猪俣の百八燈は400年以上続く盆祭りの行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
 小高い堂前山の尾根に築かれた百八基の塚に火をともして、中世のころ武蔵国に勢力のあった武蔵七党のひとつ、猪俣党の頭領猪俣小平六範綱とその一族との霊を慰めるための行事と伝えられています。この行事の特色は、猪俣地区の満6歳から満18歳までの青少年が行事の一切を取り仕切るところです。
 百八燈の行事が終わると、ともし火の前で5000発の花火が盛大に打ち上げられました。

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[写真説明]
 左:百八の塚が並ぶ堂前山、昼間の風景-2013/04/05撮影#T045
 右:暗闇の中に浮かび上がる百八燈の灯り-2013/08/15撮影#T046

 

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■■■ ライフ寄居店が閉店 ■■■

Img_5302 八高線非電化区間沿線で、唯一駅に隣接して店舗を構えていたスーパーライフ寄居店が、2013年8月25日を最後に閉店しました。寄居町のランドマークとして存在した20年の歴史に終止符が打たれたことは、沿線利用客に少なからずショックを与えています。
 通勤途中で東武東上線からJR八高線に乗り換えるときに時間調整で毎日のように立ち寄っていたというKさんの話。
 「八高線は本数が少ないので待ち時間に買い物ができて重宝していました。駅前にはコンビニもなく、これからは待ち時間をどう過ごせばいいか困っています」
 ライフの明かりが消えた寄居駅前の夜は、たいへん寂しい風景に変わってしまいました。

[写真説明] 閉店当日のライフ寄居店-2013/08/25撮影-#T047

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[写真説明] 寄居町のランドマークだったスーパーライフの看板
 左:閉店2日前から看板撤去作業が始まった。手前は東武東上線ホーム-2013/08/23撮影#T048
 右:閉店後、白く塗りつぶされたライフの看板。手前は秩父鉄道ホーム-2013/08/31撮影#T049

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[写真説明] 在りし日のスーパーライフ
 左:ライフ正面外観-2013/08/17撮影#T050
   正面建物2階は衣料品売り場。左手建物には歯科医院やレストラン華屋与兵衛などが入っていた。
   
 右:秩父鉄道1000系1003号とともに-2013/07/26撮影#T051
   1003号も今年度内の引退が決まっている。この風景は二度と見られない。

 

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Title_002★★★ 秩鉄ぱれお出張所 ★★★

【秩鉄1000系イベント列車走る】

 2013年8月17日・31日の両日に、秩父鉄道企画のイベント「さよなら国電リバイバル 1000系貸切ツアー」が開催されました。両日とも、秩鉄1000系(旧国鉄101系)電車のうち1001号と1003号とを連結して6両編成とした臨時列車が、熊谷-三峰口間を1往復しました。
 秩鉄1000系にはあと1010号がありますが、3編成とも2013年度内の営業運転終了が予告されています。(スカイブルーの1001号については2013年10月12日運転終了と案内されている。)

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[写真説明]
 左:寄居駅近傍を走る、三峰口行1003号(手前3両)+1001号(奥3両)臨時列車-2013/08/31撮影#T052   
 右:三峰口駅到着後に開かれた両編成のミニ撮影会にて-2013/08/17撮影#T053
   1003号の「特快」マークが懐かしい。

【8月のパレオエクスプレス-C58 363】

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[写真説明]
 左:熊谷駅を出発した「SL長瀞ミュージアムトレイン」-2013/08/02撮影#T054   
 右:桜沢駅付近を走る熊谷行「SL長瀞船玉まつり号」-2013/08/15撮影#T055

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[写真説明]
 左:桜沢駅付近を走る熊谷行「SLのだめサマークラシック号」-2013/08/24撮影#T056   
 右:武川駅に到着した三峰口行「SL『あの花』劇場版公開記念号」-2013/08/31撮影#T057

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【解 説】

 「SL長瀞ミュージアムトレイン」:2013年8月2日に行なわれた秩父鉄道企画による参加費無料のツアー。長瀞町にある「埼玉県立自然の博物館」と長瀞渓谷の「岩畳」(特別天然記念物)とを、ガイドを伴って見学するというもの。

 

 「SL長瀞船玉まつり号」:「船玉まつり」は長瀞町の夏祭りで、川下りの船頭が水上の安全を祈願して水神様を祀ったのが起源とされる。毎年8月15日に開かれ、万灯船の運航や水上安全祈願祭・花火大会などが行なわれる。

 

 「SLのだめサマークラシック号」:「のだめ」とは『のだめカンタービレ』という二ノ宮知子氏原作の漫画作品から。作者は秩父鉄道沿線の皆野町出身。『のだめカンタービレ』にちなんだクラシックコンサートが2013年8月24日に皆野町で開かれるのに合わせて運行された。
Tkt_0003 『のだめカンタービレ』は、主人公の天才ピアニスト“のだめ”こと野田恵と、指揮者を目指すエリート音大生の千秋真一との異色カップル、さらにふたりを取り巻く学友たちが織りなすラブコメ群像劇。クラシック音楽への関心層を広めたとして高い評価を受けている。フジテレビによりドラマ化(2006年)およびアニメ化(2007年)された。ドラマ版では“のだめ”を上野樹里、千秋を玉木宏が演じ、大ヒット。続編は映画化(2009年)された。
 秩父鉄道のフリーきっぷデザインにも採用されている(発売期間終了)→

 

Img_5422_2_3 「SL『あの花』劇場版公開記念号」:「あの花」とは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』というA-1 Pictures制作のテレビアニメ。2011年にフジテレビで放送され、2013年8月31日に劇場版が公開されたのを記念して運行された。
 『あの花』の舞台が埼玉県秩父市をモデルにしていることから、西武鉄道・秩父鉄道が個別に協力して数々のコラボ企画が立てられている。ちなみに秩父鉄道秩父駅駅舎を兼ねた「じばさんセンター」(“爺婆さん”ではなく“地場産”という意味)内売店では、『あの花』関連グッズが種々販売されている。

 『あの花』の内容についてはさっぱりわからない。
 けれどもこういったキャラクターが出てくるらしい→

 

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6744_2tイラスト:埼玉県美里町のマスコットキャラクター「ミムリン」

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コメント

初めまして
Google検索から来ました
私も秩父の帰りに、よくライフ寄居で暇潰しをしていたのですが、閉店してショックでした!!
平成30年4月現在廃墟のままです

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